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ぼんさい屋とき

新潟市江南区で手づくりで盆栽鉢を作り、小品盆栽を作っています。
2017年11月8日 作業場・店舗「ぼんさい屋とき」OPEN。
営業日:水曜〜日曜 11:00〜18:00
定休日:月曜・火曜

出張ぼんさい屋等開店スケジュールにてご確認下さい。
また、その他イベントも掲載しますので、あわせてどうぞ。

bonsaiyatoki@gmail.com
TEL:050-3748-2992
FAX:025-276-2423

ぼんさい屋ときTwitter

2016年1月12日火曜日

植物のお手入れ〜盆栽の水やり

今日の新潟市は本格的な冬空。
雪景色に咲いた蝋梅も寒そうな姿。


小さな盆栽のお手入れについて、これから何回かにわたって書きます。

まず一番大切なこと、水やり。

冬場は鉢の土も乾きにくく、うちでは今3日に一度程度です。
雑木類(紅葉する落葉樹)などは葉が落ちて休眠期なので5日に一度程度。
葉っぱがなくても完全に水切れしてしまうと枯れてしまいます。
ベテランの人も落葉樹は冬にうっかり忘れて水を切らせてしまうことがあるそう。

小さな盆栽、常緑のものは冬は屋内にとりこんで飾ったりしますが
屋内での水やりはジョウロでやるのも大変ですし、水差しなどでも
土がこぼれないようにやるのは気を使います。

そこでおすすめしているのはこれ!
バケツや洗面器などに水を張って、鉢ごと静かにどっぷり浸けちゃいます。
水はけの良い土であればほんの数秒、
何年か植え替えていない水のしみ込みにくい土なら数分浸けておきます。

あとは静かに引き上げ、水を切って飾るだけです。雫が底穴から垂れるので
お皿に置いてあげると良いでしょう。

以前買っていただいたお客様に「毎日水をやっていたけれど枯れてしまった。」
と聞きました。よくよく聞いてみると「毎日霧吹きで水をやっていた」とのこと。
実は土の表面だけ濡れたように見えて、根まで水が行かず水切れしてしまったのでした。

このように静かに水に浸けてあげると土もあまりこぼれませんし、
根まで水がしっかりゆき渡ります。
鉢数がそんなに多くなくて、小さめの植物ならこのやり方が通年つうじておすすめです。
置き場所の風通しや日当りにもよりますが春秋なら毎日一回、夏場は朝晩二回程度。
水やりを忘れやすい人は水やりの時間を決めて習慣にしてしまうと良いです。

よく観察していると、鉢の乾き具合が季節や植物のコンディションによって変わってくるのがわかってきます。
それに応じて、水やりのタイミングや回数なども調節できるようになりますよ。

それぞれの水やりのタイミングを覚えて、永く盆栽ライフを楽しみましょう!



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